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2022.04.04

出展者紹介:大岡真奈[ヒンメリのおか](アート)

プロフィール

偶然手に取った雑誌でヒンメリを知り、その美しさに魅了されて以来 独学で様々な形を考案。
この美しさと感動を誰かに伝えたいとワークショップを開始。
著書発売後、全国にヒンメリファンの輪が広がっています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

たまたま手に取った北欧の雑誌の中の一枚のヒンメリの写真。それが最初の出逢いです。
ページを開いた瞬間、あまりの美しさに感動し、息をするのも忘れ、時間が止まったような 雷に打たれたような不思議な感覚になりました。
それからはその美しさと宇宙のように広がる幾何学模様の魅力にとりつかれたかのように、無我夢中で制作する日々。
独学で作り続けながら様々なカタチを考案。
この楽しさと感動を誰かに伝えたいとワークショップをスタートしました。
2020年からはヒンメリの素材である ライ麦 の自家栽培を始めました。
ヒンメリは人を癒したり、幸せにする不思議な力を持っていることに気付きました。
ただそこにあるだけで気持ち良く 安心感を与えられ、ただそこにあるだけで美しい。
あまり考えこまず、まずは手を動かして見えた世界から広がるインスピレーションを大切にしています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

京都府出身 千葉県在住
小さな頃から物づくりが大好き。
勤務していた小学校を退職し、この道へ。
日々ヒンメリを通して沢山のご縁を頂き、知らない世界を見て、新しい経験をし、出逢うはずの無かった人たちと出逢い、行くはずの無かった場所へ行き、ヒンメリ始まって以来 劇的な変化の中に居ます。
あの日、まだ「ヒンメリ」というものが日本で知られていなかった時に、これほど大好きなものに出逢えた奇跡、その後沢山の方達と出逢えた奇跡に心から感謝しています。これからもヒンメリと一緒に、いろんな景色を見ながら歩いていきます。
にわのわの緑いっぱいの 青空広がる美しい景色や、芝生の匂い、太陽の光、素敵な作品に出会えるワクワク感、場の雰囲気や庭に「輪」が出来る一体感が大好きで毎年欠かさず出掛けていました。
2018年に初めて出展の願いが叶い、2019年に再びの出展。
そして2020年、2021年と出展予定でしたが中止に…。
2022年は3年ぶりの にわのわ の緑の庭に立てることが とても嬉しく光栄に思います。
今年も沢山の方と出逢い、お話するのを楽しみにしています。

・スターフライヤー 機内誌 「デザインのある光景」掲載(2017年12月号)
・スターフライヤー2022年カレンダーに採用
・星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート
・「Hygge Wedding」ヒンメリ展示(2018年2月〜3月)
・「Hygge Hus」ヒンメリ展示(2019年1月〜2月)
・フェリシモ ヒンメリキット監修(2018年、2019年の2シリーズ)
・NHK あさイチ 生放送出演(2018年7月31日放送)
・著書「幾何学模様の美しいヒンメリ」河出書房新社より出版(2018年12月)
その後韓国語版も出版。
その他 掲載誌、企業イベント等多数。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

「もっと自由にいろんな素材で」をモットーに、黒の極細ストローや 麦わら、金属等様々な素材を使った作品作りをしています。
日本の住宅の白壁に、繊細でシャープな黒の幾何学模様は美しく映え、麦わらは優しい雰囲気を醸し出し、洋室にも和室にも どこにでも馴染みます。
ヒンメリが金属に見えるようで「重そう」とよく言われますが、とっても軽く、持ったその軽さに皆さん大変驚かれます。
軽くて飾る場所を選ばず簡単に取り付けられるヒンメリは、僅かな空気の流れに反応し、ゆっくりお部屋の中で回転しながら影を落とし、癒しと安らぎの空間を作ります。
にわのわに照らされる太陽の光を受け、テントの白幕に映る美しい影の世界もご覧頂けると思います。
複雑なものからシンプルなものまで 選ぶ楽しさいっぱいに、様々な素材、カタチ、種類をご用意します。
フィンランドでは「幸運のお守り」と言われているヒンメリ。
美しくモダンなヒンメリがつくりだす癒しの風景を、また素材による雰囲気の違いを、各ご家庭でお楽しみ頂ければ嬉しいです。