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2022.04.05

出展者紹介:蠣崎良治[鍛鉄工房ZEST](金属)

プロフィール

千葉県香取市出身

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

10年ほど勤めた機械製造会社員時代、結婚を機に鉄で表札を作りあげた際今まで得たことのない感動があり
「自由に鉄を造形する事を生涯の生業にしたい!」
とその時思い始めました。
そして『鍛鉄』という工芸的な鉄の美術鍛造技術を知り、
アナログな手仕事から作られる鉄の力強く美しい造形に衝撃を受け、脱サラを決意。
埼玉県秩父に移住、弟子入りし鉄の修行へ。

ものづくりのこだわり、心がけ大切にしていることは
『第一に物として良い物』
『大胆に繊細に、強く、あたたかく』

使いやすく丈夫で長く使え
鉄の素材の魅力をお伝えできるものづくりを心がけています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉県香取市出身

2015年に千葉市に『鍛鉄工房ZEST』を立ち上げ。ロートアイアン(鍛鉄)の門扉や手すりなど、
インテリア・エクステリアのオーダー制作をメインに活動。イベント向けに暮らしにまつわる身近な鉄用品も制作し始め、2019年にわのわアートクラフトフェア初出展。

会社員時代に子守り役で妻に連れられ、特に興味もなく来たにわのわのプレ開催が
初めてのクラフトイベントでした。
そこで目にした作家さんたちがとても眩しく見え、
その後の私にとって、にわのわは作り手としての生き方を選択するきっかけの一つ
目標とする指針でもありました。
なので今、千葉の作り手として選出していただけている事が感慨深く光栄な思いです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

西洋鍛冶の造形技術で作る、衣、食、住にまつわる鉄の火造り鍛造品。
鉄の手作りフライパンなどの生活用品をお持ちします。