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2022.04.12

出展者紹介:さくらいさとあき[さくらい商店](木工・漆)

プロフィール

東京都出身
美術学部 立体造形科卒業
訓練校木工科卒業
工房勤務を経て、2016年京都で制作を開始。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

学生の時に、自分の手を動かす感覚的な ものづくりの楽しさを知りました。
卒業後、いろいろな素材を扱う中で、木の塊から削りだしてモノづくりする木工は、
すごく原始的な感じがして素材として面白いなと思い、今も制作しています。

こだわりというか、
近頃は、「自然素材の木」という事を特に意識して、キレイに保つことよりも、
変化に対し手をかけながら時間を共にする自然と人のバランスを考えています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

京都の山の中で制作し、そして作品が出来たら山を降りて販売に行く日々です。

にわのわには、
今、この難しい状況の中でも、何かをやろう!という前向きなパワーをもらいました。
今回で2回目の出展になりますが、また参加できるのが楽しみです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

「意識」や「無意識」
「必然」や「偶然」など、
「木という自然素材」と「人の手仕事」だからできる表現を試みています。

会場では、
お皿、カトラリー、オブジェなど作品ごとに
「彫る、磨く、裂く、割る」などのやり方を選び制作した、
木の表情を楽しんでいただけたら嬉しいです。