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2022.04.14

出展者紹介:志村和晃[awan kiln](陶磁)

プロフィール

京都で陶芸を学び、石川の工房、益子の工房を経て2012年独立。京焼や九谷焼の磁器と益子の土ものという異なる焼物を身につけた自分の技術と感性を最大限に発揮してものづくりをしたいと、染付の磁器、鮮やかな釉薬の陶器などさまざまな作風を持つ。親しみやすい絵付けとデザインで、うつわ店だけでなくライフスタイルショップでも好評を得ている。1979年千葉県館山市生まれ

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

京都、石川、栃木と各地で学んだ感性や技術を活かし製作しています。
アジア、ヨーロッパなどの古いうつわを参考に持った時の重さや口触りを意識しながら、ろくろでひいた生地を型にかぶせて形作る「型打ち」で作っています。
天然の灰を調合して作った釉薬を掛け所々滲んでいたり、筆の濃淡であったり、一定ではない所が自身の器の魅力であると思っています。

最近は上絵付けの技法にも挑戦しています。色が入る事によってより一層気持ちが明るくなる器です。日々の食卓が少しでも華やぎ、ご飯が美味しくなるような、うつわ作りを心掛け取り組んでいます。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

館山市から南房総市に工房を移転し主に磁器のうつわを製作しています。開催をとても楽しみにしていました。宜しくお願い致します。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

磁器に絵付けを施したうつわを中心に様々な形の食卓が華やぐような器が並びます。