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2022.04.16

出展者紹介:相馬佳織[FUKU glassworks](ガラス)

プロフィール

青森生まれ、長野県長野市在住。
2004年よりガラス工房橙(東御市)に11年勤務し、主に吹きガラスによる普段使いの器を中心に制作。
2015年 フリーランスとして活動拠点を長野市に移す。
2016年 「FUKU glassworks」を構える。
2018年 4月実店舗「FUKU tenpo」オープン。
毎年個展・グループ展・クラフトフェア多数

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

小さいころから「手を動かす仕事をしたい」と漠然とした気持ちを持っていました。
大学に入り今まで固いというイメージを持っていた硝子という素材に、柔らかさがあることを知り、なかなか上手く形にならないところにもどかしさや面白さを感じたのがきっかけです。
重さ、持ちやすさ、仕舞いやすさを含めて手に取りやすく毎日使うことができるものを制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

独立のきっかけとなる最初の出展が千葉のクラフトフェアでした。
そこからご縁を頂き今日まで制作を続けることができています。「にわのわ」をきっかけに頂いたご縁も数知れず。
今年もまた千葉の方たちと触れるきっかけ・ご縁を持てたらと思っています。
そひて、会場に集まる出展者、スタッフさんを始め、皆さんのにわのわへの想いと会場の空気感、熱量にまた触れられること、とても楽しみにしております。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

今まで苦手としていたプレートを新たに制作始めました。
「あの料理を盛ってみたい、使ってみたい」と思っていただけるような、イメージできる展示がしたいです。

当たり前のようなことですが、毎日の中で使いやすい形、食器棚にしまう際に重ねられる使い勝手の良い器を意識して制作しています。

手触りがしっとり心地よく夏だけでなく秋冬にも活躍するような質感の器や、花器は一輪でも様になるように。
生活の中にすっと馴染みながらも光を放ち、暮らしを彩っていくお手伝いをする。
そんなガラスでありたいと思います。