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2022.04.20

出展者紹介:長谷川誠[atelier dehors](木工・漆)

プロフィール

2008年頃から千葉県東金市の工房にて、木製カップ等の制作を開始。
外房を中心に、全国各地クラフトフェアや展示会などで活動。
2019年に東金市から隣町の大網白里市に工房を移し現在に至る。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

なぜか木材を眺めているのが好きで、はじめは銘木コレクターのようなことをしていました。
美しい木材を集めるうちに、それらを使って何かを作りたくなったというのが木工を始めるきっかけのような気がします。
材料となる木は、同じ種類の木でも、木目・色・硬さ・表情などそれぞれ個性を持っています。それらの個性ある素材をコントロールし、思い通りのかたちにするのではなく、なるべくそれぞれの個性にふさわしいかたち・ものになるよう、木と対話するようにしながらつくっています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

2004年、長男誕生を機に東京都から千葉外房地域に移住してきました。
2008年頃に木工を初めてから、ずっと千葉でものづくりをしています。

新型コロナ禍以降は、つかい手の皆様と対面で作品をご覧いただく機会が減り、私のものづくりは随分と迷走しました。
やはり、ものをつくるということは、つくり手ひとりだけでは完結しないのです。
にわのわ当日には、つかい手の皆様に作品をたくさん手に取ってご覧いただきたいと思っています。

にわのわといえば…緑眩しい佐倉城址公園と、手際の良いスタッフの皆さんがすぐに思い浮かびます。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

カップをメインに、プレートやカトラリーを多数、装身具類も展示したいと思います。
昨今のアウトドアブームにより木製カップの制作数がとても多くなりました。
木製カップはアウトドアだけでなく普段づかいにも楽しんでいただけると思いますので、
是非じっくりお手にとってご覧いただけたらと思います。