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2022.04.22

出展者紹介:平林秀幸[ヒラバヤシヒデユキカコウジョ](金属)

プロフィール

信州大学人文学部卒業後パートタイムで活動、2012年頃よりクラフトイベントに参加を始める
2014年よりクラフトフェアまつもと、2019年にわのわに出展

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

元々刀鍛冶を目指していましたが、あるエッセイで読んだ「フランスではナイフが道具として生活に欠かせず列車で若い女学生がリンゴを取り出して切って食べ始めたりする」というエピソードの様に生活道具としての刃物を作ってみたくなったのがきっかけです。私も子どもの時は小さい刃物が野遊びに必須でした。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

アメリカのDIY精神から生まれた技法stock & removal(無垢材からの削り出し)で野外活動や調理向けのナイフを製作しています。
全く千葉に縁が無いのに2019年にわのわに参加できたのは別のフェアに出展していた時、何故か複数の来場者の方に勧められ思い切って応募したからでした。
今は地元長野県を除けばクラフトのつながりは1番です。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

今のところ唯一と言ってよい定番モデルで初めての一本にも慣れた方にもお勧めしたい「すずめナイフ」を中心に、新たな定番にすべく製作中のアウトドア向けの新モデルを展示します。海も山もある千葉県で試していただけると嬉しいです。
調理向けはエスニックなデザインを取り入れた一本ものを数種類予定しています。