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2022.04.26

出展者紹介:山崎雄一(ガラス)

プロフィール

1983年 東京都出身
日本デザイン専門学校工業工芸デザイン科卒業後、西洋鍛冶屋にて鍛鉄工芸を学ぶ
能登島ガラス工房吹きガラス1年コース終了後、(株)野口硝子にて制作スタッフとして従事する
2017年 フリーランスで活動を始め、全国各地で個展やグループ展に参加

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ものづくりの道に進むことになったのは、自分がいろいろな経験をしたのちにふと思い出した子供の頃の記憶です。
無心になって絵を描いたり、粘土を使って遊んだり。
そんなシンプルに楽しんでいたものづくりを、仕事にしたいといつの間にか考えていました。
ものづくりに対するこだわりは、子供の頃と同じように無心で作品を制作することです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

昨年のcircle niwanowaで初めて出展させていただいて嬉しかったと思う反面、例年の開催地である佐倉城趾公園での『にわのわ』に出展したいと思う気持ちが強くなりました。
まだお会いできていない、つかい手の方ともガラス作品を通じて会話ができたらと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

私の作品はガラスの表面に色ガラスを重ねて作っています。サンドブラストの加工によってガラスの表面を彫って模様を作っているのですが、表面の色ガラスを彫り進めていくと内側のガラスの色が現れてきます。色ガラスを重ねていくだけガラスを通る光は柔らかく、奥行きのある表情を見せてくれる作品です。