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2023.04.03

出展者紹介:一ノ宮千佳(ガラス)

プロフィール

千葉県八千代市在住
1980年 長野県諏訪市生まれ
2002年 東京国際ガラス学院 第1期研究科修了
広告代理店アルバイト、東京国際ガラス学院のスタッフ、ガラス作家イイノナホのアシスタント、ガラス工房勤務などを経て、現在フリーで活動中。
東京錦糸町近辺のレンタル工房で制作し、ギャラリーやショップ、クラフトフェアなどのイベントにて作品を販売しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

母が洋裁や編み物をやっていたので小さい頃から母の手づくりのものを身に着ける機会がよくありました。
その頃は他のみんなと同じものが良かったのであまり嬉しくなかった記憶があるのですが、そのおかげで既製品ではない手づくりのものを使う、ということがわりと身近なものになったのだと思います。

幼い頃から絵を描いたり工作や手芸など自分の手を動かして何かを作るということが好きだったことと、既製品にはないものを自分で作りたいと思ったことがものづくりの道へ進むことになり、制作する現場の雰囲気やガラスという素材に惹かれ吹きガラスの道へきました。

大変ですがひとつひとつ自分の目で見て仕上げるよう心がけています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

早いもので千葉に住み始めて約20年が経ちました。
千葉でたくさんの人と出会い、刺激をもらい、作家としても活動を続けてくることができました。
3年前に出産し、しばらくは制作をお休みしていましたが、昨年からのんびりと制作を再開し活動しています。子育てをしながら活動することは思っていたよりもとても大変ですが、改めて制作することの楽しさを実感しています。また昨年にわのわへ遊びに行きました。出展者ではない立場でイベントを楽しみましたが、出展者さんや実行委員、ボランティアスタッフのみなさんがとても楽しそうに輝いて見えました。
やはり出展する側としてそのにわのわの「わ」へ入りたいという気持ちが湧き、今回応募させていただきました。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

日常使いのグラスなども展示予定ですが、それぞれ形や色、模様の違う一輪挿しや花器などを中心に展示します。
ぜひそれぞれ違う表情をした気に入るものを見つけにきたもらいたいです。