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2023.04.04

出展者紹介:江口智己[工房cielo](陶磁)

プロフィール

愛知県瀬戸市の窯元にて修行後、独立。2001年に千葉県富津市に転居。関東地方を中心に活動しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

空間デザイン系の大学に通っていましたが、多くの工程を自ら手掛ける焼き物に惹かれ陶芸の世界へ。しかし様々な経験を経て、たくさんの方々の想いを乗せてうつわは世に出て行くのだなと改めて実感しております。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

自己と向き合い、時にはピリピリとしてしまうのが作家の性ですが、温暖な気候からくるのんびりとした県民性に救われる時も多々あります。にわのわは温かで健康的な場があるイメージです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

田園風景が広がる谷合いにある我が家。毎年稲わらをいただき、灰にして釉薬の材料としています。天然の材料の柔らかな雰囲気を纏ったうつわ達が並びます。「使いたくなるうつわ」達をぜひご覧ください。