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2023.04.06

出展者紹介:太田一永(皮革)

プロフィール

広島県福山市北部、山の上に残る小さな集落で日々自然と向き合いながら革のものを製作しています。主に獣害として駆除される野生の鹿や猪の皮を使い、身の回りに溢れる自然の移り変わりを作品に写し留められるように。山暮らしのおすそ分けができれば嬉しいです。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

高校生の頃、自分で作った服や鞄で登校していたのがきっかけでしょうか。草木染めは自然の多い今の場所へ居を移したことで独学ではじめました。

自分がただの筒になって、ものが作れればと言うのが今の理想です。
その人でないと作れないけど、その人は見えない。と言うような。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

広島県で革のものづくりをしています太田です。
千葉からは遠い山の上で、日々季節の移ろいを作品に染め移しています。
新緑輝くにわのわで、山暮らしのおすそ分けができれば嬉しいです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

獣害として駆除される鹿や猪の革を主に使用し、身の回りに溢れる自然の色で染めています。
春の今頃は梅の花で模様をつけた作品を作っています。季節が間に合えば藍の生葉を擦り付けて柄をつけたものもお届けします。