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2023.04.07

出展者紹介:蠣崎良治[鍛鉄工房ZEST](金属)

プロフィール

音楽業界や営業職などを経た後、
機械製造会社に10年程勤務。
鍛鉄工房PAGE ONEにて鉄の修行。
2016年に千葉市に『鍛鉄工房ZEST』を立ち上げ。ロートアイアン(鍛鉄)の門扉や手すりなど、インテリア・エクステリアのオーダー制作をメインに活動。イベント向けに暮らしにまつわる身近な鉄用品も制作し始め、2019年にわのわアートクラフトフェア初出展。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

機械製作会社員時代に鉄で表札を作りあげた際、今までに感じたことのない感動があり、鉄の手しごとに興味を持ちました。美術・工芸的な鍛治技術をその時に初めて知り、鉄の強く美しい造形に衝撃を受け、「自由に鉄を造形する事を生涯の生業に出来たら…」と思い始めました。

2011.3.11の震災で人生観や価値観を大きく見つめ直し、挑戦を決意し脱サラ。埼玉県の鍛鉄工房PAGEONE 西田光男氏に弟子入りし、西洋鍛治技術を学びました。

作るもので心掛けていることは、まず物として質の良いもので人の暮らしを心豊かにするものを生み出していきたいと考えています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

香取市出身千葉市在住の鍛冶屋として、千葉をより魅力的で、楽しい場所にすることに貢献していきたいと考えています。

にわのわはたくさんの方と直接交流でき、つくり手としての刺激と、人と人とがつながる喜びを感じれる一年の中でとても楽しみにしているイベントです。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

鉄の叩き出しフライパンや、ステンレスを火造り鍛造したカトラリーなど食にまつわる物。キャンプ用品など。
昔から暮らしの中にあった手しごとの鉄用品が並ぶ展示にします。