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2023.04.11

出展者紹介:工藤真人[工藤真人工房](陶磁)

プロフィール

1958年8月1日に東京都で生まれ育つ
1980年早稲田大学中退、愛知県常滑で陶芸の修業
1984年スペイン、イラン、インドで工芸の研究
1987年茨城県阿字ヶ浦町にて築窯し作陶開始

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

幼い頃から古陶に触れる機会が多かったため、またひとりで研究や考えて何かをするということが好きでした。
轆轤にこだわったシンプルなテーブルウエアとしての機能、使い易さ、耐久性を重視しています。ボディがシンプルなので色釉、結晶性の釉を用いて質感に深みを感じさせることを追求しています。使う方のライフスタイルに彩りを、寄り添えるようなものを心がけて作陶しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉県のお隣りの茨城県、海が見える阿字ヶ浦町で作陶しています。「にわのわ」にまた出展が決まり大変光栄です。そして、ものづくりに熱い思いを抱いている仲間に会えることがわくわくします。緑に囲まれた歴史ある佐倉城址公園で皆さまにお会いできること楽しみにしております。作家の外見は強面ですが、とてもシャイな性格ですので気楽にお声かけください。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

轆轤にこだわったシンプルなテーブルウエア
ボディがシンプルなので色釉、結晶性の釉を用いて質感に深みを感じさせることを追求しています。色目は落ち着いていますが、お料理映えがするプレートとボウル、心がホッとするような一輪挿しとマグカップを並べます。一押しは全てですが、馴染みがないかもしれないピッチャーを皆さまの生活に是非、とり入れて欲しいです。