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2023.04.14

出展者紹介:齋藤恵子[atelier spica](陶磁)

プロフィール

2002 武蔵野美術大学短期大学部美術科 卒業
2016 茨城県工業技術センター窯業指導所成形科 修了
   額賀章夫氏に師事
 
【展覧会】
2015 「進行形 女子陶芸」展 茨城県陶芸美術館/茨城県
2020 Discover the one japanese art 2020/Paris
2021 くどやま芸術祭 2021/和歌山県
【受賞歴】
2015 第32回長三賞常滑陶芸展 入選
2020 第54回女流陶芸展    入選
2021 第49回北海道陶芸展   新人賞
   くどやま芸術祭 2021 芸術祭ディレクター賞
2023 テーブルウェアフェスティバル2023 第29回テーブルウェア大賞 優しい食空間コンテスト 入選

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

子供の頃から工作や絵を描くことが好きで、学生時代は油絵を学んでいました。しばらく「制作」や「表現する」ことから離れた生活を送る中で、虚無感を感じ、「自分らしく生きていきたい」と強く思うようになりました。やはり、何かを生み出し、表現する人生を歩みたいと改めて思うようになったことがものづくりへのきっかけです。
作品には人間性が表れます。家族を大切にする、ものごとに感謝しながら過ごす、こうした当たり前の日々の生活を大切に送ることが、よい作品につながると信じています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

作品を取り扱ってくださったお店、作品を使用してくださっている飲食店様、にわのわへの出展、お客さまや様々なジャンルの作家の皆さまとの出会い‥千葉という地をきっかけとして昨年は沢山の〝初めて〟を経験させていただきました。スタッフの皆さまの想いや真心によって創り上げられたこのイベントに今年も参加させていただけることを大変嬉しく思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

〝日々の暮らしにアート〟をコンセプトに自由な造形とそれぞれ10種類以上の泥と釉薬、そして漆の色を組み合わせて全て一点ものの作品に仕上げています。
「生活に馴染む」というよりはむしろ「日常の中のささやかな非日常を」‥使っても飾ってもこころがワクワクするような作品を展示したいと思っています。