,

2023.04.24

出展者紹介:森川達男[森川達男家具製作所](木工・漆)

プロフィール

1979 三重県出身

大学卒業後、飛騨高山で2年木工を修行
埼玉の家具工場で5年勤務
2011年独立〜現在

主に、オーダーメードの家具、お皿やカトラリー、椅子などを製作しています

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

高校生の時に、認知症になってしまった祖母を介護しました
混乱する祖母に接しながら、人が健やかに過ごすことの大切さを感じ福祉大学に進みました。
大学での授業で、徘徊する老人が、自分の愛用の木の椅子に座ったら、その時から徘徊が止まったという話を聞いて、木工の道に興味が出ました
日々の生活の中、自分に立ち帰る「アンカー」としての道具を作れたらと願い、作品を作っています
椅子であれば、深く一息つけるような座り心地
コップであれば、体に伝わる木の素材感、
といったように
人の体に馴染む形や、木の触り心地をなめらかにして、
リラックスを感じられるような物を作りたいと考えています

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

みなさまはじめまして
埼玉県の川越市で木工を営んでいます

昨年千葉県で工房からの風というクラフトフェアに参加させていただいて、土地も人もなんてあたたかいところなんだろうと感動した覚えがあります

私の作品は座ってみたり、手触りを感じてみたりして、
是非体験していただけたらなと考えています

皆様との出会いを楽しみにしております

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

色々な樹種で作ったスツールやカトラリーを展示する予定です

どれも座り心地や手触り、心地よい重さなどにこだわって製作しています

特に椅子はしばらく座ってみないと馴染みが体感できないので、ゆっくりと座っていただけると幸いです