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2023.04.26

出展者紹介:山田タクヒロ[鳥とサムシング](アート)

プロフィール

1973年、千葉県船橋市生まれ。日大芸術学部美術学科卒業。
2000年頃より、フリーのイラストレーターとして活動。
お酒とポップミュージックが好き。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

家が看板屋だったので、身の回りにいろいろな道具、素材があふれていたので、物心ついた頃から絵や工作をしている子供でした。
絵を描くことを仕事にしたいと思って、20代はアルバイトをしながらデザイン事務所や出版社へ売り込みの日々。
20代も終わりに近づいた頃からようやくイラストレーターと名乗れるようになりました。

イラストレーションの仕事をする傍ら、年に一度くらいで個展を開催。普段の仕事とは違った表現方法を使って作品を発表してきました。
そして2018年に「鳥とサムシング」と称してデフォルメした鳥をモチーフとした絵を描き始めたらこれがなかなか面白く、以降このタイトルで個展を7回開催。当初は絵だけでしたが、木工やオブジェなども制作するようになっていきました。

イラストレーションの仕事はある程度制約がある中で、ベストな着地点を想像して制作しますが、オリジナルの創作では頭より先に手を動かしながら、ワクワクやひらめきを大事にしながら創作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

にわのわとのつながりのはじまりは、2014年。
お客さんとして遊びに行ったことからはじまりました。

私は船橋市に住んでいるのですが、意外にもにわのわに関わっているスタッフや出店していた作家さんが近所にいっぱいいたこともあって、自然な流れでにわのわにお誘いいただき、ワークショップの講師として参加したり、ボランティアとしても参加しました。

にわのわの良さは、なんといっても笑顔が溢れていること。
そしてボランティアスタッフの人たちの気持ちの良さ!
6月最初の晴れた日に外で飲むビールの旨さよ!笑

今回は自分が出展者として参加することとなり、今までと違った緊張感はありますが、今年も緑の庭でお客さんとスタッフのみなさん、他の出展者の方々と一緒に過ごせる時間をとても楽しみにしています!

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

使い古され、錆びたり朽ちた古道具を鳥に見たてたオブジェ「Brocante Bird」や、木の板から削り出して作ったモビール、壁掛けの「レリーフバード」、そして小さな平面作品が並びます。すべて一点ものです。