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2023.04.29

出展者紹介:中村靖夫・中村奈津美[3soku](その他、染織・布/夫婦・家族枠)

プロフィール

中村靖夫
大学卒業後、長野で木工を学び、その後、別府にて竹細工の技術を学ぶ。

中村奈津美
兵庫県丹波市にある丹波布伝承館にて、手紡ぎ、染織の技術を学ぶ。

2015年、2人で大分県の国東半島に移り住み、3sokuを立ち上げ、現在は大分県と兵庫県を行き来しながら、活動中。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

中村靖夫
小さい時から何かをつくりはじめると、時間を忘れて没頭することがありました。大人になってそれを思い出し、ものづくりを学べる専門学校に入ったのが、きっかけです。
長く使ってもらえるものをつくっていきたいです。

中村奈津美
小学生の頃に通っていたお絵描き教室で絵を描くことだけでなく、手芸や工作などいろいろなものを作り出す体験をさせてもらったことが、ものづくりのおもしろさに気づき、今も続けているきっかけです。
持っていて、使っていて、わくわくするな、なんかいいな、と感じてもらえるものを作りたいと思い、制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

中村靖夫
主に大分県産のマダケという竹をつかって、生活道具としての竹かごを制作しています。
「にわのわ」は、いつか参加したいなと思っていたクラフトフェアで、今回はじめて出展できることになり、とても楽しみにしています。

中村奈津美
糸車を用いて、綿から糸を手紡ぎし、草木で染め、手織りで布を織っています。
織った布から日常使いできる布小物を制作しています。

—ご夫婦(ご家族)ではどんな役割分担がありますか?

制作はそれぞれ別々で行っているので、特に役割分担はありませんが、どちらかが忙しい時に手伝えることは、お互いにやったりします。

—ご夫婦(ご家族)でものづくりされていいところ、困るところを教えてください。

扱っている素材が違うものの、同じものづくりをしているということで、共感できる部分が多く、意見を交わしたり、切磋琢磨できるところが、いいところだと思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

中村靖夫
お弁当箱や買い物かご、洗濯用のかごなど、日常的に使ってもらえるような竹のかごを展示したいと思っています。
木のカトラリーも少し展示します。

中村奈津美
コースター、ポーチ、カードケース、がま口、敷き布などを並べます。
草木染めならではの温かみのある糸の色や、手紡ぎ・手織りのザックリとした布の手触りを、実際に手に取って見ていただきたいです。