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2023.04.30

出展者紹介:うつわははみや(陶磁/工房枠)

プロフィール

八木淳史
京都府立陶工技術専門校図案科卒業。京焼の窯元にて絵付け職人として勤務のち独立。

八木幸子
大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業。京都府立陶工技術専門校図案科卒業。京焼の窯元にて絵付け職人として勤務のち独立。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

八木淳史
地元の市民新聞に、京都府立陶工技術専門校図案科の追加募集の記事が掲載されていたのを見て、興味を持ち見学させてもらいました。男性の絵付け職人は少なく、重宝されると聞きそれなら挑戦してみようと思ったのが、もの作りの道に進むきっかけでした。京焼で学んだ事をいかしながら、古社寺の装飾文様、吉祥文様を何度も本で見返し、写しをするだけでなく、陶の器にどのような絵付けをしていけば、魅力ある作品になるのかを常に考えながら、制作している事がものづくりの際に大切にしている事です。

八木幸子
高校生の進路を考える頃、陶芸の道に進みたいと思い陶芸学科のある芸大を受験しました。卒業後陶芸教室で働いて、楽しそうに習いにこられる皆さんを見て、やはり本格的にうつわの道に進みたいと徐々に感じるようになりました。
大切にしていることは一生懸命生きることです。
優しい気持ち、笑顔が溢れるものつくりが良いなと思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

京都嵯峨嵐山の工房で、夫婦共作でうつわの制作をしております。うつわははみやです。千葉には一度クラフトフェアで出展させていただき、お客様が絵付けの器にすごく興味を持って下さったのが印象に残っています。にわのわのイメージは、出展されている作家さん、スタッフの皆さん、お客様が一体になって笑顔あふれる場所だと思います。当日はできるかぎりたくさんの方と笑顔でお話できる事を楽しみにしております。

—工房枠でのご出展となりますが、どのような仲間の集まりなのか教えてください。

夫婦二人で制作しているユニットです。

—役割分担はあるのでしょうか?

夫婦どちらともに、ろくろ制作をして絵付けもしております。
ろくろ制作に関しては、カップ系は今は私が主に作っており、お皿などは主に妻が作っております。
絵付けに関しては、お互い得意な絵付けの技法で描くようにしております。それぞれに今できる事を協力しながら制作しています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

見どころは、私達の好きな古社寺の装飾文様、更紗文様、吉祥文様など古典的なものから、自由な気持ちで描いた絵付けの作品を展示いたしますので、ぜひ手に取ってみていただきたいと思います。