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2024.04.13

出展者紹介:坂本 喜子(金属)

プロフィール

秋田県生まれ。
鋳金を学んだのち、鍛金、彫金、杢目銅を学ぶ。
伝統技法をふまえつつ、女性ならではの視点で表情のある日用品やアクセサリー、結婚指輪などを制作しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

母が陶芸に関わる仕事をしていたこと、父は会社員でありながら家の書棚などを自作するような人だったこともあり、子供の頃に身近な人の手で作られたものが生活の中にあったのは、大きな部分を占めていると思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

小学3年〜6年生までの4年間、父の仕事の関係で千葉県に暮らしました。それまでは日本海側 秋田での暮らしだったので冬に晴れている空や、枇杷の木が生えている事に驚き、「土地によって色んな違いがある」ということを小学生で初めて認識しました。この時期に沢山の美術館や博物館に連れて行ってもらった事も、今に続いていると感じています。
作品を千葉でご覧いただくのは今回が初めてです。
千葉のみなさんお久しぶりです。
どうぞよろしくお願いいたします。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

柔らかさや しなやかさを感じる金工作品を制作しています。
アクセサリーから、お茶にまつわる道具、生活の中にあったら良いなと思うものをお届けします。