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2024.04.15

出展者紹介:杉田 悠羽[杉田創作](木工・漆)

プロフィール

杉田創作 
制作拠点 茨城県つくば市
2014年 岐阜県高山市「森林たくみ塾」にて木工の基本を学ぶ
2017年 岐阜県美濃加茂市の木工家 川合 優 氏に師事
2019年 美濃加茂市の隣り 富加町にて独立
2023年 茨城県つくば市に制作拠点を移す
木工作品のほか、手道具の販売とものづくりの楽しさを伝える活動をしている。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

ものづくりのきっかけは何かをつくっている時間というものに魅了されたからです。
自分の思い描いたものに向かって集中している瞬間は自身を取り巻くものを遮断し違う世界に誘ってくれます。
作品づくりにあたってのこだわりは刃物を介して自分の軌跡を残すようにしています、良くも悪くもそのときの熱意や怠惰などの感情を反映してしまうのです。
そういったゆらぎも楽しんでいただけたら嬉しいです。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

学生時代は水郷の里佐原に住んでおりました。
小江戸と呼ばれる情緒ある川沿いの風景が好きでした。
2022年、幸運にもにわのわさんに出展させて頂きました。
前回は春の出展が続いたのと展示+ワークショップという欲張りすぎた構成のため、思うようにお客様とコミュニケーションが取れませんでした。
今年はにわのわさんに注力できる環境にしましたので前回の反省を踏まえより良い展示ができるように臨みます。
あれから2年が経過しました‥作品のクオリティも上がり新作も準備する予定です。
お客さまもスタッフの方にも楽しんでいただける構成にしたいと思います。
千葉の地で色々なかたに出会えるのを楽しみにしております。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

主に珈琲木具を中心にお持ちします。
中でも独立当初からつくり続けているコーヒードリッパーは年々完成度が高くなっております。
調理木具も少しずつですが種類が増えました。
展示構成は使っている風景をイメージできるような使い手目線の展示を心がけたいと思います。