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2024.04.19

出展者紹介:中里 洋平(木工・漆)

プロフィール

1982年東京都生まれ
大学にてプロダクトデザインを専攻
2012年より独学にて漆器製作を開始
木地から塗りまで、一貫して制作しています

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

とある企画展で浄法寺塗の漆器を見て、良質な漆をシンプルに塗り上げた、美しい肌合いに魅力を感じて漆塗りを始めました。
木地は刳りものといって、鑿や鉋を使って手作業で削り出しています。
漆は、中国産の漆を混ぜつつ、地元信州産の漆をなるべくふんだんに使って制作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

長野県青木村にて漆器を制作しております。
東京で生まれ育ったので、千葉とは少なからず縁があるものの、まだまだ知らない場所がいっぱいあるので、にわのわを通して千葉にお住まいの方々と、より一層深く関われるきっかけになれたらと思います。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

木地から製作しているので、木の表情を活かした塗り物を展示できたらと思います。
器を中心に、カトラリーやお盆なども展示しますので、是非お手にとってご覧頂けたらと思います。