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2024.04.22

出展者紹介:羽山 加奈子(陶磁)

プロフィール

埼玉県出身
伊奈学園総合高等学校 工芸科卒業
女子美術短期大学 空間デザイン学科卒業
空間ディスプレイ会社勤務ののち陶芸を再開
2016年よりイベントや個展に出展のほか、教室やワークショップを開催
2020年〜2022年
千葉市美術館ワークショップパートナー

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

子どもの頃から絵を描くことが好きで、周りから褒められることで自分の得意なことなんだと思いました。
道具や材料であふれる場所が好きだったり、黙々と作業する職人への憧れもありました。
いつだったか、テレビで流れたろくろの土の動きに惹かれ、工芸科のある高校に進むことに決めました。
短大では空間デザインを学び、一度は離れた陶芸に戻ってきたのは、その人の生活に寄り添えるものを作りたいと思ったから。ものづくりに対しては丁寧に愛情を込めて制作しています。そうして作られたものたちは、つかい手に伝わり大切にしてもらえると思います。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

千葉市に住んで18年になりました。
風向きによって、潮風を感じられるところが気に入ってます。
高いところを走る京葉線も好きです。
初めて行った「にわのわ」は川村記念美術館のときでした。陶器のカラスのオブジェを購入し、今も飾ってあります。その方は芝生にオブジェを点在させて展示していて、その見せ方にも刺激を受けたのを覚えています。
去年、ガラス作家の嶋田さんの手伝いに入り、作家さんの熱量やボランティアスタッフの働きを見て、とても感動しました。その感動がいつかはと夢見た「にわのわ」への応募を後押ししてくれました。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

絵の具のパレットから色が飛び出たような水彩シリーズをメインに、器だけでなくランプシェードや鏡、フォトフレームなどインテリアにまつわるものも準備します。
ベッドサイドランプにも初挑戦します。