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2025.04.05

出展者紹介:小高善和[小高善和靴工房](皮革)

プロフィール

1977年千葉県生まれ
2002〜2009年モゲワークショップにて靴づくりを学ぶ
2010年 小高善和靴工房オープン
九十九里浜の近くの工房で靴作り教室と注文靴の制作を行っている

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

物心がついた頃から絵を描いたり、
プラモデルをつくったり、
一人でコツコツ何かをつくるのが好きだったことが
今につながっていると思います。

良い素材を使うこと、
できるだけテンポよくつくること、
靴は履く人の健康に関係するものづくりなので、
よりよい知識、技術を学び習得し続けることなどが
ものづくりの際に大切にしていることです。

以前は睡眠よりも作業時間を優先している時もありましたが、
元気にものづくりを続けたり、
制作した靴のメンテナンス対応を続けられるように
自分自身を大事にすることも必要だな、
と思うようになりました。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

九十九里浜の真ん中あたりに位置する長生郡白子町という
玉ねぎとテニスコートと温泉の町で
靴作り教室の運営と注文靴の制作をしています。
(庭仕事や自治会の仕事も頑張ってます)

にわのわには2015年から数えて9回目の参加です。
(サークルズを入れると10回目)
毎回、久しぶりの方、初めましての方の両方の出会いがあり、
工房から旅立った靴を履いてきてくれる方や
修理のために預けにきてくれる方がいて
1年分の元気をいただいている感じです。

つくり手同士の繋がりも深まっていき、
一緒に飲みに行ったり、サーフィンをしたり、
ずっと大事にしていきたいコミュニティです。

天気に恵まれることを祈っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

一推しは猪(イノシシ)革の革靴です。
型崩れしにくく、傷にも強い上、比較的軽く、
ワイルドだけどどこか品のある表情の革です。
昨年初めて展示サンプルを並べることができました。
今年はアイテム数を増やして展示販売できそうです。

定番の革靴、ブーツ、バブーシュ、ベビーシューズに加えて
オープントゥのバブーシュも展示販売予定です。
季節的に購入してすぐに履けるアイテムですので
色やサイズの合うものがあればその場で履き替えて
にわのわを楽しんでいただけたら嬉しいです。