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2025.04.26

出展者紹介:吉岡さおり[Sawori works](アクセサリー)

プロフィール

大学で彫刻を学んだ後、川島テキスタイルスクールにて染織、フェルトを学ぶ。卒業後、作家活動をはじめる。以降、クラフトフェア出展、個展、企画展等を中心に活動。2020年NSCAD 大学のフェルトテクニックコースを受講。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

育った環境にものづくりの好きな大人が多かった事。物でも料理でも「作る」ことの喜びや面白さを知っている人の存在は大きく、自然な事としてその感覚が育っていったのだと思います。大切にしていることはきちんと見つめること、頭の中にあるその形や意味を逃さず、妥協せず、掴むこと。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

にわのわ、「わ」という音の響きや印象がぴったりくる企画だと思います。スタッフの方々、ボランティアの方々の気持ちの良い繋がりを感じます。
千葉からは遠く離れた場所に暮らしていますが、今回作品を通じて、皆様に出会える事を楽しみにしております。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

羊毛を素材としたフェルトの装飾品を展示します。水と指の圧力で作るフェルト作品です。音符や記号、文字のようなひとつの形、組み合わせにより意味が生まれるものに興味があり、あれこれぐるぐると考えながら作っています。
置かれた状態から装飾としてつけた際の印象にとても変化があります。ぜひ会場でお手にとってご覧いただけたらと思います。