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2025.04.27

出展者紹介:若井十月[OCTBOX](その他)

プロフィール

山葡萄の蔓を、毎年自分でも山に入り、採取して制作しています。伝統的な部分を大切にしつつ、現代のファッションに合わせて気軽に使っていただけるようにデザインやサイズを工夫しています。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

美術大学卒業後、商品のプランナーとしての会社勤めを経て広告デザイナーになりましたが、田舎暮らしをきっかけに野山の植物で籠を編む楽しさに魅せられました。自然の恵みを生活に取り入れることで豊かになる暮らしと共に、自然への感謝の気持ちを持って製作しています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

山葡萄は寒冷地の山で梅雨時期にしか収穫できず、その量も年々減り希少性が増しています。東北などの冬の手仕事として伝えられてきたクラフトですが、「山葡萄の地元」ではない千葉ならではの客観的な視点でのデザインを取り入れたものづくりを目指しています。にわのわには目の肥えたお客様がたくさんいらっしゃるイメージですので、そんな方々に使っていただけるような作品作りをしようと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

晴れの場だけでなく、カジュアルに普段使いしていただけるような山葡萄籠たちをお持ちします。
服の色に合わせて多彩なカラーの持ち手が自由に変えられたりショルダーバッグにもなる2weyミニ籠が好評です。