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2020.04.25

出展者紹介:左藤玲朗[左藤吹きガラス工房](ガラス)

※2020年のにわのわは1年延期となりましたが、出展を予定していたすべての方をご紹介させていただきます。
一日もはやく安心して暮らせる日常が戻り、来年また、あの緑の芝生でみなさまの笑顔とお会いできることを祈っております。

プロフィール

大分県玖珠郡出身。
立命館大学文学部卒。
高校国語科非常勤勤務。
ガラス工場勤務。
予備校勤務。
学習塾勤務。
製材所勤務。
ガラス工房開業。

—ものづくりの道に進むことになったきっかけを教えて下さい。また、ものづくりの際に大切にしていること、ものづくりに対する思いを聞かせてください。

デスクワークが非常に苦痛で、人の好き嫌いも強かったので一人でやれる自営業を選びました。たしか中学の頃です。
仕事で特に自分に課していることはありません。一個ずつ一生懸命作ればいいと思っています。

—にわのわは地元千葉をだいじにし、つくり手とつかい手を結ぶ「わ」となることを目指しています。千葉とのつながりを含め、つかい手に向けた簡単な自己紹介をお願いします。また、にわのわに抱いているイメージを教えてください。

最初に沖縄のガラス工場でガラスに触れたので自分のルーツは沖縄ガラスだと思っています。
創成期の沖縄ガラスが戦後の特殊な政治・経済が生んだ仮初めのものだったとしても、その美しさは全く揺るぎません。
那覇からは全然遠い千葉の九十九里で仕事をしていますが、過去の沖縄ガラスの面影を持つものを、自分が生きている間だけは作り続けたいと思います。
出身は九州ですが、この先何もなければ永久に千葉県民なので、地元でこのような催しがあり幸運なことだと思っています。

—にわのわではどんな作品が並び、どんな展示となりそうでしょうか。見どころやいちおし作品があったら教えてください。

昔の沖縄ガラスがそうですが、とにかく理屈抜きでガラス自体がきれいに見える器が最上と思っています。
使い勝手が悪くない、というのはその前にクリアしておく問題で、個人作家ならできて当然のことと言えます。
さて私にそれがどれくらいできているのか、それは会場で確かめてほしいと思います。
自身では、使いみちがはっきりしている、道具感の濃いものの制作に愛着を感じています。

住所:〒299-4211 千葉県長生郡白子町五井2735
電話番号:0475-33-4823
E-mail:cfb55870@syd.odn.ne.jp
ホームページ:http://www2.odn.ne.jp/~cfb55870/
instagram:https://www.instagram.com/satohandblownglass/