出展者紹介 楠田純子さん

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チーバ君ののどもとあたり、千葉市で作陶されている楠田純子さん。
都会でも田舎でもない、川沿いのまち、幕張に工房をかまえています。

ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。

陶芸の初体験は、学生のとき、友達と笠間に日帰り旅行に行って、手捻り体験をした時です。
わさわさうるさかった自分の気持ちが土をさわっていくうちに、自然と穏やかになっていったのが心地よく、いつかまた、と思いました。
もともとインテリアの勉強をしていたり、身の回りのものにとても興味があります。
五感の中で視覚の占める割合は大きく、それに受ける影響も大きいと思うので、
自然や空や植物も含め、自分が心地いいと思うものに囲まれていたいと思っています。
焼き物は最後は、窯まかせになります。
自分の思うようにはできない。こうしたいと思うけどこうならない というところが良くも悪くも好きだと思えるようになってきました。

千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。

12年前に千葉の幕張で独立しました。
もともと縁のない土地でしたが、今は友人知人、飲み友達もでき、千葉に愛を感じるようになりました。
にわのわを通して、またつながりができるといいです。
続けることが大事なので、続けて広がっていくといいです。

にわのわではどんな作品を発表していただけますか。

普段使いのカップやお皿や鉢など。
ふだん料理をしながら、それにあううつわを考えて制作してるので、毎日食べるおかずがおいしく見えるうつわを用意したいと思っています。
あとは、部屋の壁を飾る立体のもの。

楠田純子さんHP

*渋い色、形のなかに、炎のようなエネルギーをぐっと秘めたうつわたち。
生命力を感じるなあと思います。

(にわのわ実行委員:はまぐち)

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