陶芸の直井真奈美さん。
千葉生まれ、千葉育ち、チーバ君のあごのあたり、習志野市からの出展です。
ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。
日々の暮らしに欠かせない食事を、道具としての器を通して、
より大切に、そしてささやかな喜びを感じてもらえたらうれしいと思い、器を作っています。
また、子を持つようになってから、小さな子でも手のぬくもりが感じられる器で、
食べることの楽しさを伝えられたらいいと思うようになり、
こどものための器も制作するようになりました。
使い勝手の良い器であること、使い手に寄り添い、少しずつ時を経てしっくりと手に馴染んだり、
何ともいえない味が出たり、その方の暮らしのなかにとけこんでいくような器でありたいです。
千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。
海に山に、たくさんの自然とおいしいものがある、生まれ育った千葉が大好きです。
わたしの工房は、いろいろな木々や草花のある庭に面していて、そこからの景色や光や音など、
庭からなにかいい空気を感じながら制作しています。
にわのわというすてきなイベントを通して、いい空気を感じたいと思います。
川村美術館の庭に、たくさんの人々の思いと笑顔の「わ」ができますように!
にわのわではどんな作品を発表していただけますか。
コーヒーカップやプレートなど、まいにちの暮らしの中でたくさん使っていただけるようなシンプルな器や、こどものための器。
ろうそく立てや小さなブローチなど、暮らしを彩るアイテムも出展させていただく予定です。
*カフェの経営をしながら、そこで使いたい器を制作していた、という直井さんのつくる器は、
さりげないようでいて、使い勝手が考えつくされています。
シンプルなのだけど、暮らしの音が聞こえてくるような器だなあと思います。
(にわのわ実行委員:はまぐち)