高尾山のふもとに工房「studioカラン」をかまえる田屋道子さん。
磁器の透明感と手しごとならではのやわらかなカタチを大切に、日々の器を制作されています。
ものづくりをはじめたきっかけ、ものづくりで好きなところ、こだわりなどを教えてください。
暮らしの道具って、やはり時間と共に少しずつ古びていくと思うんです。
でも、そこにも実は面白さがあって、だんだん使う人になじんでくる
というか。最初は私が作り出した器かもしれないけれど、時が経った時に、ちゃんと誰かの暮らしの中で、
まるで「初めから私はココにいましたよ」という顔をして、器がちょこんとあったらいいな、なんて想像したりして。
そんな器になれるといいですね。
磁器というと、単調で硬いイメージを持っている方もいらっしゃるでしょうが、
磁器はとてもやわらかく、繊細で、表情豊かな素材だと思っています。
この素材のことを少しでも伝えられたら、と思っています。
千葉とのつながりを含めた自己紹介、にわのわへの思いを語ってください。
千葉は都心に近いけれど、緑を楽しめる場所。私の工房がある高尾と似ているのかも。
にわのわは初めて参加しますが、とても気持ちのいい場所で開かれると聞いています。
せっかくですから、植物を取り入れた、自然な雰囲気の展示にしたいと思っています。
たくさんの人に来ていただいて、このイベントを楽しんでもらえたらと思います。
にわのわではどんな作品を発表していただけますか。
しっとりとした、白い器や、ちょっぴりアンティークな雰囲気のある黄色の器など、
暮らしの中で楽しめるものを持っていきます。
それから「植物採集」、「森を歩く」というシリーズの作品も少しお披露目できればと思っています。
是非遊びにいらしてくださいね。
田屋道子さんHP★
*「植物採集」「森を歩く」というシリーズ!とってもたのしみです。
緑のにわに、よりそうような展示もたのしみ。
(にわのわ実行委員:はまぐち)